アラサー派遣女は聖書読破したぞ日記

2017/12/28聖書通読達成できました!2016/10より始めて1年2ヶ月かかりました。キリスト教信者ではないアラサーです。聖書には真摯に向き合おうとしています。

Day14:ルカによる福音書1-2

 永遠とも思われる宛名シール作成&封筒へのシール貼り付けを終えて帰路。

 こんなシートを見つけました。

http://www.crossroad-web.com/system/attachments/0000/9714/365_Crossroad_Bible_Reading_plan.pdf

 

 これに添えば一年で聖書を全部読めるみたいです。丁度昨日創世記36まで読んだし、今日は読み始めて14日目なので丁度いいんじゃない?

ルカによる福音書をまだ読んでいないので、新約の部分を少しずつ巻き返しながら、このプランで頑張ってみようと思います。

 

今日はルカの福音書はじめから。

 

上司への報告レポート的な始まり方をする福音書。ルポ調でノンフィクション感がありますね。

 

 まずはヨハネの誕生のお知らせから始まってびっくり。というか、ヨハネ人間だったのね。私は天使だと思ってました。肉体を持って生まれるのね。

 旧約聖書もそうだけど、子供が出来ないって本当に大変な事だったんだろうと感じました。今だって必死で不妊治療してる人達いっぱいいるものね。

 それに命が芽生えるってやっぱり神秘的だし、人が生まれること、死ぬことは人自体がコントロール出来ない神の仕業だと考えるのは分かる。

 

1:9祭司職の慣例に従ってくじを引いたところ、主の聖所にはいって香をたくことになった。

 

 これ、わざわざくじ引きをしたって書いてある所が面白いと思いました。そしてわざわざ書いたからには意味があるのだろうと思いました。

 どんな意味かというと、「神様が彼を呼んだ」ってことなんじゃないかな?当てずっぽうだけどね。

 くじってことは、人が任意に操作できない状態で選ばれたってことよね?人が選んでいないということは、誰が選んでいるのか。それは上の人だよね。そういう感覚があるんじゃないか。

 神社にくじ引きがあるのも、原理としては「自分が引いてる」んじゃなくて、「神様が渡してくれてる」って事なんじゃないでしょうか。

 司祭の慣例としてくじ引きがあるのも、神様が、今日は誰に声をかけたいか、誰にお世話をして欲しいか選んでるってことなのかなーと思いました。そしてこの日神様はヨハネのおとうちゃんに話があった。

  

1:17彼はエリヤの霊と力とをもって、みまえに先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に義人の思いを持たせて、整えられた民を主に備えるであろう」。

 

 私世界史苦手だったんですよ。カタカナの名前が覚えられないっていう破滅的に恥ずかしい理由なんですけど。

 だから最初ここまで読んだ時、エリヤって地名かなとか思いました。その後、前の方に戻ってエリヤさん探したりしたんですけど出てこなかった。急に出てきてなんなの。なにの名前ですか?

 調べたら、旧約聖書の聖人の方みたいですね。大変な活躍をされたそうですね。その人の再来「のような」感じの人になるよ。って言ってるんでしょうね。偉大な預言者になるよって。

 

1:19御使が答えて言った、「わたしは神のみまえに立つガブリエルであって、この喜ばしい知らせをあなたに語り伝えるために、つかわされたものである。 1:20時が来れば成就するわたしの言葉を信じなかったから、あなたはおしになり、この事の起る日まで、ものが言えなくなる」。

 

 この章は、ヨハネの誕生のいきさつと、イエスの誕生のいきさつが同じフォーマットで書かれてますよな。

 ヨハネの父ちゃんは、信じられないかもしれないけど本当の事を言われて、それを否定したので声が出なくなる。

 でも、マリアだって、同じように処女懐胎を信じられないって面と向かってガブリエルに言っているのに、その後「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」という返事をする余地を与えられているのはなぜなの?

自分なりに考えてみたのですが、司祭職というおそらく地位のある人。神に仕えている人よりも、一般の貧しい人(マリア)の方が本当の信心がある。とそう言いたかったのではないでしょうか。

実際、ザカリア父さんはガブリエルが現れたとき「おじ惑い、恐怖の念に襲われた」。

神様の前でお香を炊いて儀式しているという気持ちがあったら、神様は見えなくても居ると思ってお香上げてる筈なんだけど、それが形骸化していたから、実際現れた時に超びっくりしたってことなのかな?

 

1:52権力ある者を王座から引きおろし、
卑しい者を引き上げ、
1:53飢えている者を良いもので飽かせ、
富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。

 

こういうのもあるし、最近で言う所の「パラダイムシフト」をするんだよ!と。

今の当たり前を変えていくよ。そしてそれはもっと良い世の中になるよ。と言っているのかな。

本当だったら、富んでいる人だって、両方共お腹いっぱいになれば一番いいと思うけどな。

 

2章

2:7初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。

 

イエスは旅先で生まれたんですね。実家の馬小屋で生まれたんだと思っていました。だから、なんでまた馬小屋を選んで産んだのかと長年の謎でした。

故郷に帰る途中に生まれるのはブッダも同じ。なにかそういう神話の型みたいなものがあるのでしょうか。

 

2:15御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。

 

ここ、私が知ってるのと全然違った。

私が知ってるのはアニメのミッフィーちゃんがやってたクリスマスの話。笑えるほど知識が乏しい。

それだと北極星に導かれて?宗教家が3人、イエスの元に訪れるっていうやつだったような。

でも、星に導かれるのだったら羊飼いの方が向いてるかも。旅をしながら羊を移動させているなら、季節と星の位置などで方角をみたりしていたんじゃないか。星を見る知識があったんじゃないか。と予想します。

 

2:35そして、あなた自身もつるぎで胸を刺し貫かれるでしょう。

 

マリアの言われたこの言葉。まったく意味が分からない。

本当に知らないので、まず、マリアの最期は誰かに刺殺されるのかと思った。

調べてみたら、マリアの今際の際については聖書に詳しくは書かれていないらしい。

どうやらこの言葉は「胸を刺し貫かれたと思うほど悲しい目に遭う」という意味なんですね。調べました。

イエスは、「多くの人の心にある思いが、現れるようになるため」刺し貫かれて死ぬ。

「そして、あなた自身も、つるぎで胸を刺し貫かれる(ように悲しい思いをする)でしょう。」ということか。

子供が殺される瞬間を見るなんて想像するだけで恐ろしいわ。

 

しかし、後半のお宮参りのシーンはなんか良かった。

日本でも生後2ヶ月くらいで神社にお参りにいくけど、どの国の人も、子供は神様からの借り物でお供えしたりお金出したりしてお参りするっていう考えはあるんだね。七五三とかもそんな感じよね。

 

今日はここまで

成果↓

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頓珍漢な事言ってる自覚あります。人は知っていることしか語れないからね。

諸先輩方、間違ってたら教えてください。