アラサー派遣女は聖書読破したぞ日記

2017/12/28聖書通読達成できました!2016/10より始めて1年2ヶ月かかりました。キリスト教信者ではないアラサーです。聖書には真摯に向き合おうとしています。

Day91: 進捗 レパイムってどんな民族?

2017.1.11 91日目です。

順調に予定が遅れておりますが。。。

ともかくできるかぎり読むことが大切と心得て頑張りますよ。

読書嫌いじゃないから、小説をすこしずつ読むような気軽な感じで続けていこうと思います。

 

今日読んだ部分に唐突な記述。

申命記

第2章

2:19アンモンの子孫に近づく時、おまえは彼らを敵視してはならない。また争ってはならない。わたしはアンモンの子孫の地を領地として、おまえに与えない。それをロトの子孫に領地として与えたからである。 2:20(これもまたレパイムの国とみなされた。むかし、レパイムがここに住んでいたからである。しかし、アンモンびとは彼らをザムズミびとと呼んだ。 2:21この民は大いなる民であって数も多く、アナクびとのように背も高かったが、主はアンモンびとの前から、これを滅ぼされ、アンモンびとがこれを追い払って、彼らに代ってそこに住んだ。

 

れぱいむ?

たぶんモーセの一族じゃなくて、レパイムの一族っていう意味だろうけど、

何か意味深な記述がひっかかりました。

今日はこれを調べてみました。

 

まず、いままで読んだ中の「レパイム」と記述されている部分を書き出し。

創世記

第14章

14:3これら五人の王はみな同盟してシデムの谷、すなわち塩の海に向かって行った。
14:5十四年目にケダラオメルは彼と連合した王たちと共にきて、アシタロテ・カルナイムでレパイムびとを、ハムでズジびとを、シャベ・キリアタイムでエミびとを撃ち、 14:6セイルの山地でホリびとを撃って、荒野のほとりにあるエル・パランに及んだ。

第15章

15:1これらの事の後、主の言葉が幻のうちにアブラムに臨んだ、
「アブラムよ恐れてはならない、
わたしはあなたの盾である。
あなたの受ける報いは、
はなはだ大きいであろう」。
15:17やがて日は入り、暗やみになった時、煙の立つかまど、炎の出るたいまつが、裂いたものの間を通り過ぎた。 15:18その日、主はアブラムと契約を結んで言われた、
「わたしはこの地をあなたの子孫に与える。
エジプトの川から、かの大川ユフラテまで。
15:19すなわちケニびと、ケニジびと、カドモニびと、 15:20ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、 15:21アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびとの地を与える」。

 

その他の民族として出ているだけのようですね。 

 

出エジプト記

レビ記

民数記

記載なし

 

申命記

第2章

2:19アンモンの子孫に近づく時、おまえは彼らを敵視してはならない。また争ってはならない。わたしはアンモンの子孫の地を領地として、おまえに与えない。それをロトの子孫に領地として与えたからである。 2:20(これもまたレパイムの国とみなされた。むかし、レパイムがここに住んでいたからである。しかし、アンモンびとは彼らをザムズミびとと呼んだ。 2:21この民は大いなる民であって数も多く、アナクびとのように背も高かったが、主はアンモンびとの前から、これを滅ぼされ、アンモンびとがこれを追い払って、彼らに代ってそこに住んだ。
 
「それをロトの子孫に領地として与えたからである。」というのはおそらくこちら。
 
 創世記19
19:30ロトはゾアルを出て上り、ふたりの娘と共に山に住んだ。ゾアルに住むのを恐れたからである。彼はふたりの娘と共に、ほら穴の中に住んだ。

19:36こうしてロトのふたりの娘たちは父によってはらんだ。 19:37姉娘は子を産み、その名をモアブと名づけた。これは今のモアブびとの先祖である。 19:38妹もまた子を産んで、その名をベニアンミと名づけた。これは今のアンモンびとの先祖である。

 

 第3章

3:10すなわち高原のすべての町、ギレアデの全地、バシャンの全地、サルカおよびエデレイまで、バシャンにあるオグの国の町々をことごとく取った。 3:11(バシャンの王オグはレパイムのただひとりの生存者であった。彼の寝台は鉄の寝台であった。これは今なおアンモンびとのラバにあるではないか。これは普通のキュビト尺で、長さ九キュビト、幅四キュビトである。)
3:12その時われわれは、この地を獲た。そしてわたしはアルノン川のほとりのアロエルから始まる地と、ギレアデの山地の半ばと、その町々とは、ルベンびとと、ガドびととに与えた。 3:13わたしはまたギレアデの残りの地と、オグの国であったバシャンの全地とは、マナセの半部族に与えた。すなわちアルゴブの全地方である。(そのバシャンの全地はレパイムの国と唱えられる。 3:14マナセの子ヤイルは、アルゴブの全地方を取って、ゲシュルびとと、マアカびとの境にまで達し、自分の名にしたがって、バシャンをハボテ・ヤイルと名づけた。この名は今日にまでおよんでいる。) 

 

人数が多い、強い、背が高い、そして絶滅した。

ということしか分からない。

 

困った時の新共同訳。

 

 新共同訳

1:申命記/ 02章 20節

ここも、レファイム人の土地と見なされている。レファイム人はかつてここに住んでいた。アンモン人は彼らをザムズミム人と呼んでいた。 

1:申命記/ 02章 21節

彼らは強力で数も多く、アナク人のように背が高い民であったが、主が彼らを滅ぼされたので、アンモン人は彼らを追い払い、代わってそこに住んだ。 

 

んー。

別の翻訳「リビングバイブル」では?

 

 リビングバイブル

20――その地にも以前、アモン人がザムズミム人と呼んだレファイム人が住んでいました。 21アナク人のように背が高く強大な民でしたが、アモン人に侵略されたのです。主が彼らを滅ぼされたので、アモン人が替わって住みつきました。

 

んー。

 

こうなったら意地。英語訳参照。

 

WorldEnglishBible(Catholic)

20 (That also is considered a land of Rephaim. Rephaim lived there in the past, but the Ammonites call them Zamzummim, 21 a great people, many, and tall, as the Anakim; but Yahweh destroyed them from before Israel, and they succeeded them, and lived in their place;

KingJamesVersion

 20 (That also was accounted a land of giants: giants dwelt therein in old time; and the Ammonites call them Zamzummims;21 A people great, and many, and tall, as the Anakims; but the LORD destroyed them before them; and they succeeded them, and dwelt in their stead:  

 (以上太字引用者)

 

これは!「giants」ですか。これならわかります。巨人ということですね。

日本語訳にも「大いなる」「背が高い」とあるのはそのことだったのか。

巨人て書いてくれよー日本語訳もー。

 

最後に、「KingJamesVersion」というのは正式な聖書訳なのかチェック。

(要するにキリスト系カルトの捻じ曲げられた翻訳の類ではないかということ)

 

欽定訳聖書 - Wikipedia

 

erisya-erisya.blogspot.jp

 

格式高い翻訳バージョンだったようで安心して引用できるもののようです。

KingJamesVersionの日本語訳は無いのでしょうか。読んでみたくなりました。

 

結論:

レパイムは巨人。

 

 

おまけ。

最後の巨人バシャンの王オグの寝台のサイズ。

グーグルで「キュビト」と検索したら

1キュビト=0.4572メートル

と出ました。とりあえずこれで計算すると。

 

4キュビト=1.8288メートル

9キュビト=4.1148メートル

 

2メートルx4メートルのベッドだったようです。

 現在のシングルベッドは 1メートルx2メートルなので、

四倍の大きさですね。

 

4メートルのベッドに眠れるということは、

おそらく3メートル半くらい身長があったのかな。

 

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