Day197 魂を揺さぶる吐露 コヘレトの言葉
2017.4.27 197日目です。
コヘレトの言葉、または伝道の書に入りました。
聖書読んでいて、今までになく感動してしまいました。
パウロの演説もステキだったけど、それは元気を貰える感じだった。
コヘレトの言葉は文学的に胸に突き刺さってきました。
何者かになりたいともがく人(みんなそうだと思うけど)にとって、痛いほどに心を動かす文章だと思いました。
毎日出勤して、自分の時間(寿命)と引き換えにお金貰って、それで好きなもの買えるとして、それが幸せなの?それで死んでくだけで、満たされるの?もう100万回考えた話で、まあ、ソロモンと私じゃスケールが違いすぎますけどね。
切実な言葉として迫ってくるように感じました。
最近、ワーク・ライフ・バランスなんて言いますけど、そういうスマートな感じじゃなくて。魂を満たしたいという強い欲求みたいなものを感じました。
話変わりますけど、私、エレファントカシマシが大好きなんです。最近また頑張ってますね。いや。彼らはいつだって限界に挑戦してます。
尊敬してます。私の神様だわね。まじで、神格。声の魂、Spirit of Voiceです。
どの曲も私の宝物なんですが、
その中に「今をかきならせ」という曲があります。
この世は夢か?
俺は昨日まで何と戦い、何を求めて生きてきたのかさえもう
忘れてしまった
どでかい何かを追い求めてる
気がしてただけか?全てまぼろしか?
胸をかきならすのは遠い日の思い出
と歌い、結論としては
行け!!そのままで行け!!今を、今をかきならせ!!
であり、これは、今日私が読んだ、
コヘレトの言葉1章〜4章と同じことを言っていると感じました。
これは、エレカシがすごいと言っているんじゃなくて、
内省的な人間は、必死に生きてふと立ち止まった時、ここにたどり着くのだろうということです。この悩みは人種や時代や地位を超えるんですね。
人間の生きる意味について、キリスト教でも、このように悩むのだと新鮮に思いました。