Day62: 進捗 パウロという人
2016.12.13 62日目です。
使徒行伝読了しました。
今までは1日2章のペースで読んで居たのですが、
「そして、アグリッパがフェストに言った、「あの人は、カイザルに上訴していなかったら、ゆるされたであろうに」。」
使徒行伝 26:32 JA1955
http://bible.com/81/act.26.32.ja1955
今日読むところの最後がこれとか!
引きが強い!気になる!
でも最後は
「はばからず、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えつづけた。」
使徒行伝 28:31 JA1955
http://bible.com/81/act.28.31.ja1955
「末永く幸せに暮らしましたとさ」的なフワッとした終わり方。
これは気になる。パウロさんどんな人?
検索
まず面白いと感じたのは、仏教でいうところの、仏像の持物(じぶつ)の様に、聖人にもトレードマークがあるという事。
パウロさんのトレードマークは本。そして剣。パウロさんは伝道の中で沢山手紙を書いているそうで、その筆まめな所が本のイメージになっているのでしょうか。
昔は識字率が低く、本を手にしている描かれ方は非常に頭が良いという印だったと聞いた事があります。
剣は、剣で殺されたからと書いてありました。まじか。殉教か。
そして私が気になったのは、緑のシャツに赤い上着という描かれ方が非常に多い事。クリスマスカラーだ!
これは少し調べましたが直接これという答えは見つけられませんでした。
修道院のHPに、儀式で使う洋服の色についてこんな事が書いてありました。
赤:火、愛、殉教を示すシンポルと言われています。
緑:希望、歩みの堅実さ、忍耐深く聞くという意味があります。
なるほど。
赤い上着=殉教というのは分かるとして、緑のシャツはどう解釈すればいいのでしょうか。
自分なりに考えた答えはこうです。
緑というのは葉っぱの色。季節が巡って春になれば、緑が芽吹く。
クリスマスツリーの緑色も、そういう生命力を表す(復活?)のかもしれない。
パウロさんは、外国に旅行して布教を熱心に行った人だと思う。
キリスト教冬の時代に春を運んだ人なのかもしれない。
信仰の種を遠くまで運んで、沢山の双葉を育てた人。だからシャツが緑。どうでしょう。
File:Saint Paul Ananias Sight Restored.jpg - Wikimedia Commons
The Conversion of St. Paul The Conversion Of St. Paul Painting by Caravaggio
この2つの絵を見ると、たしかに、パウロはローマ人だというのが一発で分かる。
カラバッジョの作品かっこいい!
おまけ。
パウロの持物に鍵が一緒に描かれているのがあって、その延長で検索したら。。
ガンさん(ペテロ)とラブラブじゃないですか!何?ここ付き合ってんの?
使徒行伝のツートップだから一緒に写っているのでしょうか?
愛し合ってますね。
ペテロが「岩」という意味だと知ってから、イエスキリストも人にあだ名とか付けて、「ねー岩ちゃんさー」とか言ってたのかなと思う様になりました。微笑ましくていいなぁと思ってこの考えが気に入ってます。