Day208 イスラエル族2国に分裂
2017.5.8 208日めです。
ゴールデンウィークは、かなりサボっちゃいました。
普段と生活リズムが違うと、読むタイミングを忘れちゃいますね。
政権争いと政治と戦争の話になってきて、こういう読み物を読み慣れていないので人間模様が難しいです。最初、名前が似ているので「ヤラベアム」と「レハベアム」は兄弟と勘違いしていました。この感じで、名前を覚えるのがいかに下手かおわかりいただけるかと思います。はあ。
ただしくはこう?
ヤラベアム(北王国初代王):
ダビデ王の家来だった人。預言者アヒヤから、イスラエル12部族のうち10部族をしたがえる王様になると預言される。
ソロモンはその預言を知り、ヤラベアム殺害を計画する。そのためソロモンの没するまでエジプトへ逃亡する。
レハベアム(ユダ王国初代王):
ソロモン王の息子。父の死後、王位を継承する。重税にあえぐ国民が直訴しに来た際、長老のアドバイスを蹴ってさらなる課税を宣言。国民の大半がヤラベアム側に付きレハベアム支配から離れる。残ったベニヤミン族、ユダ族を治めることになる。
神様は、ユダ王国の方に居ます。
"このように、この時イスラエルの人々は打ち負かされ、ユダの人々は勝を得た。彼らがその先祖の神、主を頼んだからである。"
歴代志下 13:18
レハベアムは若さゆえ十分な政治が出来なかったようですが、その子どもアビヤは北王国との戦争に勝ち、土地も少し取り返します。
孫のアサも、国を10年の間穏やかに保ちます。アサは信心深く、神様も良しとされました。戦争も、神様のご加護があってとても強かった。
"アサと彼に従う民は彼らをゲラルまで追撃したので、エチオピヤびとは倒れて、生き残った者はひとりもなかった。主と主の軍勢の前に撃ち破られたからである。ユダの人々の得たぶんどり物は非常に多かった。 彼らはまた、ゲラルの周囲の町々をことごとく撃ち破った。主の恐れが彼らの上に臨んだからである。そして彼らはそのすべての町をかすめ奪った。その内に多くの物があったからである。 また家畜をもっている者の天幕を襲い、多くの羊とらくだを奪い取って、エルサレムに帰った。"
歴代志下 14:13-15
こうやって書かれてると盗賊みたいでぎょっとするけど、桃太郎みたいな感じだと思えばいいのかしら。
鬼退治をした後、桃太郎一行は鬼の宝を船に山盛持って帰ってくる。そして桃太郎とおじいさんおばあさんはその財産で幸せに暮らしたのよね。
この辺になると、預言者と権力者はそれぞれ別の人になって、対立している印象を受けます。この現象はおそらくサウル王、ダビデ王のあたりからだから、権力を兼ねた預言者はサムエルで最後なのかな。
サムエル以降の預言者は、いきなり現れて大きな歴史の変化を予言する、ちょっと恐い人みたいな感じをうけます。眠り姫の誕生日に、お姫様に呪いをかける魔女や、マクベスの冒頭で予言をする3人の魔女みたいですね。