Day202 雅歌はデュエット?
2017.5.2 202日目です。
雅歌読み終わりました。
最近短いタイトルが続いているので、達成感があって嬉しいです。
昨日は、セクシャルな感じはしないといいましたが、
後半5〜8章においては、明らかにベッドシーンがありましたね。
聖書にこういった内容のものが入っていたというのは新鮮な発見です。
私の読んでいるアプリは、一章の中で改行がないんですね。
これでこう、ツラツラーっと読んでいくと、なんか違和感があるんですよ。
いつの間にか、語っている人がくるくる変わるんですよね。これ、主語変わってますよね?
これは要するに、デュエットでもって、愛する男女の気持ちを交互に表現しているんですかね?
"わが妹、わが花嫁よ、わたしはわが園にはいって、わが没薬と香料とを集め、わが蜜蜂の巣と、蜜とを食べ、わがぶどう酒と乳とを飲む。友らよ、食らえ、飲め、愛する人々よ、大いに飲め。 わたしは眠っていたが、心はさめていた。聞きなさい、わが愛する者が戸をたたいている。「わが妹、わが愛する者、わがはと、わが全き者よ、あけてください。わたしの頭は露でぬれ、わたしの髪の毛は夜露でぬれている」と言う。"
青が男性の歌う部分、ピンクが女性の歌う部分。
そういう感じかしら?
聖書を読んでいると、特に旧約聖書は、読むものじゃなくて、語られるものなのではないかと思うときがあります。昔話のように語り口がありありと感じられるものがあります。
この雅歌も、落語みたいに長老や語り部から聞くもの。もしくは、演劇や詩の朗読のように演じられるもののように感じました。戯曲っていうんですか?オペラみたいな感じもしますよねー。
それくらい、文章表現が生き生きと、息に載せてやってくるような感じがしました。