Day103: 進捗 妄想十分の一
2017.1.23 103日目です。
レビ記からの、モーセを通して人々に教えられたきまりを復習する部分。
同じ内容がくりかえし書かれていることがあるんですね。
キリスト教独特のもののひとつ。十分の一。
今でも、十分の一献金といって教会にお給料の10%を納めてらっしゃるかたもいるみたいですね。
個人的には、消費税も10%になるわけですし、他の誰かの為の10%なら、消費税でいいんじゃないかと思ったりするのですが。
あ。でもこの考え方だと、10%の消費税は「十一分の一献金」ですかね。
読んでいて面白いなと思った、「十分の一」について書いてみようと思います。
レビ記のここの部分
27:30地の十分の一は地の産物であれ、木の実であれ、すべて主のものであって、主に聖なる物である。 27:31もし人がその十分の一をあがなおうとする時は、それにその五分の一を加えなければならない。 27:32牛または羊の十分の一については、すべて牧者のつえの下を十番目に通るものは、主に聖なる物である。 27:33その良い悪いを問うてはならない。またそれを取り換えてはならない。もし取り換えたならば、それと、その取り換えたものとは、共に聖なる物となるであろう。それをあがなうことはできない』」。
「すべて牧者のつえの下を十番目に通るものは」
要するに、自分の羊を数えると想定して、
牧草地Aからいっぴきずつ牧草地Bに移動させます。
その時にAとBの間に人が立って、この人が羊を数える。
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牧草地A 牧草地B
羊 羊 羊 羊 (杖)
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ひーふーみーよーいつむーななやーここのつ
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牧草地A 牧草地B
羊 羊 (杖) 羊羊羊羊羊羊羊羊羊
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とお!
ハイストップ!
おめでとうございます。あなたが10匹目の来場者です!
ということで10番目に通った羊は牧草地Cへ取り分ける。
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牧草地A 牧草地B
羊 羊 (杖) 羊羊羊羊羊羊羊羊羊
牧草地C
羊(聖)
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つづけて再び
ひーふーみーよー……
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牧草地A 牧草地B
羊 羊 (杖) 羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊
牧草地C
羊(聖)
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最終的に牧草地Cにとり分けられた分が「十分の一」
ということは、お米とかも、
1かご2かご~と量っていって10かご目を別に取り分けるという風にやっていたような気がする。
なんとなく、今年のお米の取れ高は100kgだから、10kgとりわけよう。みたいなの想像してたんですよ。
羊が1000匹いるから10で割って100匹とりわけよう。みたいな。
これは最初に例に出した消費税のように、全体の数字から割ってパーセンテージを求めるのに私が慣れているから。
でも、当時からしたらいちいち全体を求めてから10で割るよりも、
そのものを数えながら10番目だけ別に分けて行った方が早いですよね。
小さなことですが、私はこういう記述に、当時人が生きて生活していたという実感が感じられます。